河野太郎氏「誹謗中傷はまずブロックを」「ブロックへの批判おかしい」総裁選出馬会見

AI要約

自民党の河野太郎デジタル相が党総裁選への立候補を表明し、SNSでの誹謗中傷に対する姿勢やブロックについて語った。

河野氏はXのフォロワー数が250万を超える一方、批判的なアカウントをブロックしていることが明らかになった。

河野氏はSNSにおける誹謗中傷の増加に懸念を示し、ブロックを行うことの重要性を強調した。

河野太郎氏「誹謗中傷はまずブロックを」「ブロックへの批判おかしい」総裁選出馬会見

自民党の河野太郎デジタル相(61)は26日、党総裁選(9月12日告示、27日投開票)への立候補を表明した記者会見で、X(旧ツイッター)で一般のユーザーをブロックする自身の姿勢について首相の資質としてふさわしいのかを問われた際、「(SNSでの)誹謗(ひぼう)中傷を止めないといけない。一つは法的な手段に訴えること。もう一つ簡単にできるのはブロックすること。誹謗中傷されたら、まずはブロックすることをお勧めしたい」と語った。

河野氏のXのフォロワー数は250万を超え、現役国会議員で最多となる。一方、自身に批判的なアカウントは投稿を閲覧できないように「ブロック」している。

河野氏は会見で「いつの頃か、SNSでの誹謗中傷が非常に増えた。特にツイッターの場合は(昨年7月に)Xと名前が変わってから誹謗中傷、フェイクニュース、偽情報が管理されなくなっているのではないか」と指摘した。「誹謗中傷がある程度野放しになったことで、政治家なら誹謗中傷していい、芸能人なら、五輪選手ならと、対象が広がっている」とも語った。

その上で、「懸念しているのは、誹謗中傷する人に対しブロックした人が『けしからん』みたいに批判され、怖がってブロックしなくなるということ。大きな問題だ。誹謗中傷をネットで受け止める必要は全くない。ブロックを批判をするのはおかしいと、声を大にして申し上げたい」と強調した。