子どもの睡眠不足課題 職業体験施設で“睡眠研究”のお仕事体験

AI要約

子ども向けの職業体験施設に、睡眠の大切さを科学的に学ぶパビリオンが登場。子どもたちは睡眠の質や生活習慣を学び、体重や頭の形を測定してマットレスや枕を体感。

日本人の睡眠時間は世界最短で、小学生の半数以上が推奨睡眠時間を満たさず。睡眠の重要性が広く知られる必要性が示唆されている。

施設ではSDGsのラリーも開催され、社会問題に関心を持つきっかけになっている。

子どもの睡眠不足課題 職業体験施設で“睡眠研究”のお仕事体験

 子ども向けの職業体験施設に、睡眠の大切さを科学的に学ぶパビリオンが登場しました。

 「キッザニア東京」のパビリオンでは、1回につき4人の子どもたちが「研究者」として参加し、睡眠の大切さや睡眠の質を上げる生活習慣などを学びます。また、寝た時に体重がかかる部分や頭の形を測定し、自分に合ったマットレスや枕を体感します。大手寝具メーカーが29日までの期間限定で出展しました。

「大人の睡眠だけでなく、お子様方の睡眠にも問題があるというのがだんだんわかってきている。睡眠の質と量が非常に子どもたちの発育に重要であるということ。大人もそうだがこれを世間に広めていきたい」(西川株式会社・菅野達志社長)

 日本人の睡眠時間は世界で最も短いとされています。理化学研究所などは、小学生の半数以上が政府が推奨する睡眠時間9~12時間を満たしていないという調査結果を発表しています。

「館内ではSDGsのラリーとかもやっているのでそういう意味では社会課題に向き合うきっかけになるのではないかと思う」(KCJグループキッザニア事業本部・荊木陽子さん)(ANNニュース)