川遊び感染症疑い計109人に 熊本・天草、全員軽症

AI要約

熊本県天草市の「轟の滝」周辺で川遊びをした高校生らが症状を訴え、感染症の可能性があることが分かった。

109人が同様の症状を訴えており、原因は不明。水遊びを控えるよう呼びかけが行われている。

水の検査では異常がなかったが、感染症に関する検査が続けられている。

 熊本県天草市の「轟の滝」周辺で川遊びをした高校生らが嘔吐や下痢などの症状を訴えたことを巡り、県は22日、同様の症状を訴える人が計109人になったと発表した。いずれも軽症。県によると、原因は分かっておらず、感染症の可能性があるとして水遊びを控えるよう呼びかけている。

 県によると、水の透明度や水素イオン指数(pH)などを調べる検査では異常はなかった。細菌やウイルスなど感染症に関する検査を続けている。

 轟の滝周辺には、つり橋やキャンプ場がある。