厳しい残暑続く 大雨にも注意が必要に 気象庁1か月予報

AI要約

気象庁が発表した向こう1か月の天候見通し。気温は全国的に高くなる見込みで、特に9月第1週にはかなり高くなる可能性。降水量や日照時間も予測されており、熱中症対策や健康管理に注意が必要。

2週間の詳細予報では、平年以上の日もあるが一般的に平年より高い傾向。高温に関する早期情報も発表され、熱中症対策などが呼びかけられている。

毎週月曜日と木曜日に情報が更新され、特定の条件が揃った場合に気象庁が発表。農作物や家畜の管理にも注意が必要。

厳しい残暑続く 大雨にも注意が必要に 気象庁1か月予報

 気象庁は22日(木)、向こう1か月(8/24~9/23)の天候の見通しを発表した。暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は全国的に高い見込み。とくに9月第1週にかけては、全国的に気温がかなり高くなりそうだ。

 低気圧や前線、湿った空気の影響を受けやすい時期があるため、向こう1か月の降水量は北日本、東・西日本の太平洋側と沖縄・奄美で多く、東・西日本の日本海側は平年並みか多い見込み。向こう1か月の日照時間は、北日本と沖縄・奄美で平年並みか少なくなりそうだ。

 この先2週間は、東海で27日(火)ごろに平年より低いほかは、平年並みか高い所が多く、かなり高い日もある見込み。このため、気象庁は全国すべての地方に「高温に関する早期天候情報」を発表し、熱中症対策を行い、健康管理に注意するよう呼びかけている。農作物や家畜の管理などにも、引き続き注意が必要だ。

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。