女性に乱暴した罪で起訴の映画監督「自然と抱き合った」起訴内容を否認

AI要約

映画監督の榊英雄被告が、女優志望の女性2人に対し乱暴した罪について起訴内容を否認した。

榊被告は性行為を監督の立場で行った覚えはないと主張し、男女の問題として説明を行った。

検察側は被害者が権限を持つ監督に逆らえなかったと主張している。

女性に乱暴した罪で起訴の映画監督「自然と抱き合った」起訴内容を否認

女優を目指す女性らに乱暴した罪に問われている映画監督が「自然と抱き合った」などと起訴内容を否認しました。

 映画監督の榊英雄被告(54)は2015年と2016年に当時20代の女性2人に対し、「演技指導」などと称して乱暴した罪に問われています。

 今月21日に東京地裁で開かれた裁判で、榊被告は「監督の立場で性行為をした覚えはない」などと主張し、「男と女の問題。自然と抱き合ったというのが僕の主張」などと起訴内容を否認しました。

 5月の初公判で榊被告は認否を留保していました。

 検察側は「被害者は配役などに権限がある被告から役をもらえなくなってしまうなどと危惧して指示に逆らうことができなかった」などと主張しました。