“性別騒動”で誹謗中傷のボクサーが凱旋「劇的大変身」も話題…花柄ワンピに花のイヤリング…化粧も決まって称賛の声相次ぐ
パリオリンピックで、性別をめぐり出場の是非が議論となったボクシング女子66キロ級金メダリストの驚きの変身が話題に。
アルジェリアのハリフ選手が男性ホルモン検査で失格となった過去を持ちながらも、今回は女子選手として出場し金メダルを獲得。
ハリフ選手が自身のインスタグラムに投稿した変身動画やトランプ前大統領の発言など、大会後も議論が続いている。
パリオリンピックで、性別をめぐり出場の是非が議論となった、ボクシング女子66キロ級金メダリストが自身のインスタグラムに投稿した“驚きの変身”が話題となっている。
ロングヘアにばっちりメイクを決めているのは、パリオリンピックで性別騒動に揺れたボクシング女子66キロ級、アルジェリアのハリフ選手だ。
2023年の世界選手権では、国際ボクシング協会が実施した検査で「男性ホルモンのテストステロン値（ち）が高い」との理由で失格となっていたハリフ選手だったが、一転、今回のパリオリンピックでは女子選手として出場が認められ、見事、金メダルを獲得した。
17日には故郷のアルジェリアで凱旋パレードが行われ、集まった大勢のファンから祝福を受けたハリフ選手。
ハリフ選手:
アルジェリア人はみんな喜ぶ権利があります。次の大会でも、また喜びをもたらしたい。
と、4年後のオリンピックを見据えるかのような発言も。
そんなハリフ選手が自身のインスタグラムに投稿した“驚きの変身”が、今、話題になっている。
赤いグローブを付けはにかみながらパンチを数回繰り出すと…。
長い髪を肩までおろしたハリフ選手が登場。
鮮やかな花柄のワンピースにかわいらしい花のイヤリング、化粧もバッチリほどこし、金メダルを首からかけ、笑顔を浮かべる様子があった。
アルジェリアの美容サロンとのコラボ企画として投稿されたこの動画には、「あなたは強くて美しい」「まるで別人だ」などと称賛の声が相次いだ。
一方、性別騒動をめぐってはネット上で誹謗中傷を受けたとして、ハリフ選手が告訴状を提出し、その後、当局が捜査を始めた。
また、イギリスの「デイリー・メール」によると、アメリカのテレビ局がハリフ選手に対し批判的な投稿をした女性キャスターを解雇するなど、大会終了後も大きな議論となっている。
そうした中、金メダルを獲得したハリフ選手と台湾のリン・イクテイ選手について、アメリカのトランプ前大統領が演説で再び非難した。
トランプ前大統領:
彼らはいとも簡単に金メダルを獲得した。クレイジーだ。女性にとって屈辱的なことだ。
トランプ氏は、大会期間中にも「男性を女性のスポーツから締め出す!」「次のロサンゼルスオリンピックには出場させない」などと述べていた。
（「イット!」 8月19日放送より）
