小林鷹之氏、小泉進次郎氏は「ライバル?」の直球質問に「せんえつながら…」

AI要約
岸田首相の不出馬で自民党総裁選が大乱戦となり、小林鷹之氏が最初に出馬表明。小林氏は同世代の進次郎氏との関係について述べる。総裁選においては世代交代を念頭に置きつつ、自らの思いと考えを国民に伝えることに意欲を見せる。
小林鷹之氏、小泉進次郎氏は「ライバル?」の直球質問に「せんえつながら…」

 岸田文雄首相(67)の不出馬で大乱戦が想定される自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)に最初にに名乗りを上げた「コバホーク」こと小林鷹之前経済安保相(49)は19日夜、スポーツ各紙と夕刊紙の合同取材会に応じた。

 総裁選出馬の意向とされる同じ40代の小泉進次郎元環境相(43)に関して「ライバル意識は持っているか」と問われると「小泉代議士だけではなく、いま名前が挙がっている候補とされる方たちは、私にとってはみんな先輩。仕事や選挙で非常に恩義に感じる方ばかりです」と回答。「ライバルなんて、せんえつながら私が発することができないほど、お世話になっているし政治家として大先輩」と口にしつつ「そうは言っても同じ土俵で戦うことになるので胸を借りるつもりでやりたい」と口にした。

 小林氏は2012年初当選の当選4回で、進次郎氏は2009年初当選の当選5回。その進次郎氏に関しては「最初の私の選挙の時にも応援に来てくれた。つい最近も、(進次郎氏の)地元横須賀の自衛隊関連の施設にいっしょに行きました。そういう意味では交流はあります」と話した。

 一方、今回の総裁選について「世代交代を念頭に置いてやっているのではない」とした上で「対立とかではなく、それぞれの候補者が日本をどうしたいかという思いをぶつけ合うのがいちばんいい。あとは、ほかの候補者がどうこうと言う前に、私は知名度ゼロからのスタートなので、自分の思いや考えを仲間の力を借りながら国民、党員のみなさんにぶつけて発信していくので、精いっぱい」とした上で「ほかの方がどうだから自分がどうする、というのは考えていない」と、口にした。