斎藤健経産相、総裁選出馬について明言せず「これから自分の心の声を聞く」

AI要約

斎藤健経済産業相は、自民党総裁選出馬について慎重な姿勢を示し、議員からの支持を受けながらも具体的な表明を避けている。

一方、前経済安全保障担当相の小林鷹之が出馬表明を予定しており、若い世代の積極的な参加を歓迎する姿勢を見せている。

世代間の連携を強調する斎藤氏と若手の意欲を支持する小林氏の動向が注目されている。

斎藤健経済産業相は19日に記者団の取材に応じ、9月の自民党総裁選への出馬について、「自分の心の声をこれからしっかり聞いていかなくてはいけない」と述べるのにとどめ、出馬するかどうかは明言しなかった。

斎藤氏は15日の閣議後会見で出馬を検討する意向を表明。会見後も「『この際やらなくてはダメだ』『君には期待している』といった声が議員からも含め相次いでいる」ことを明かした。これに対し、「声が止むことがないので、しっかり受け止めていきたい」と語った。

一方、小林鷹之前経済安全保障担当相が19日に出馬表明会見を行う予定であることには、「若い人たちが思い切って出るのは大変良いことだと思う」との見解を示した。また、「もし、何かあったら、われわれの世代がしっかり尻拭いをしてあげればいい話なので、思い切ってやってもらいたい」と述べた。