「コバホーク」小林鷹之氏、生放送での痛恨漢字ミスを中学生の娘から指摘されるも「嬉しかった」

AI要約

岸田文雄首相の不出馬表明に伴い、自民党総裁選へ出馬を表明した小林鷹之氏が、漢字ミスを告白した。

小林氏は中学生の娘から漢字の修正連絡を受け、生真面目を気まじめと誤記したことを明かした。

小林氏は40代の若手で、党のイメージ刷新と世代交代を目指して総裁選への出馬を宣言している。

「コバホーク」小林鷹之氏、生放送での痛恨漢字ミスを中学生の娘から指摘されるも「嬉しかった」

 岸田文雄首相(67)の不出馬表明に伴う9月の自民党総裁選への出馬を正式に表明した「コバホーク」こと自民党の小林鷹之前経済安保相(49)が20日までにX(旧ツイッター)を更新。痛恨の漢字ミスを告白した。

 19日にはフジテレビ系報道番組「Live News イット!」に中継出演したことを明かし、中学校の娘から連絡があったことを明かした。

 「中学生の娘から『パパ、漢字間違ってたよ』と連絡あり」と打ち明けた上で「フリップに『生真面目(きまじめ)』と書くところを『気まじめ』と書いてしまってました」と告白。続けて「思わず『気持ち』が前面に出てしまいましたが、連絡をくれたのが嬉しかったです」とつづった。

 小林氏は中堅、若手らの支持を受けており、派閥裏金事件で失墜した党のイメージ刷新に向けた期待がある。40代の総理総裁を目指すことで、党の「世代交代」を印象づけたいねらいもある。

 小林氏は、自民党が民主党から政権を奪還した2012年衆院選で初当選した当選4回。実務能力の高さに評価が高く、2021年10月には、岸田内閣の内閣改造で新設された経済安全保障相で初入閣。党要職などを歴任しない中で抜てきされたことで知られる反面、党内には経験不足への懸念もある。

 総裁選の日程は8月20日に正式決定の見通し。これまで、総裁選には小林氏のほか、石破茂元幹事長(67)、加藤勝信元官房長官(68)、上川陽子外相(71)、小泉進次郎元環境相(43)、河野太郎デジタル相(61)、斎藤健経産相(65)、高市早苗経済安全保障相(63)、野田聖子元少子化相(63)、林芳正官房長官(63)、茂木敏充幹事長(68)の出馬が取りざたされている。

 世代交代に向けては、小林氏とともに進次郎氏の動向が大きな焦点となっている。