「うわさ話」の根拠示さず パワハラ告発の元職員回答に 兵庫知事

AI要約

兵庫県の斎藤元彦知事は20日の定例記者会見で、元職員が告発文書を作成し、内部調査で「うわさ話を集めて作成した」と語ったことに対し、根拠を明らかにせず非公開だと述べた。

斎藤知事は内部調査について、裏付けとなる調査記録は存在すると主張しつつも、具体的な詳細は公表できないと説明した。ただし、県議会が資料提出を求める場合には適切に対応可能であると述べた。

この報道に関する百条委員会への対応や情報公開について、県内外で議論が広がっている。

 兵庫県の斎藤元彦知事は20日の定例記者会見で、自身のパワハラなどの告発文書を作って配布した元職員が県の内部調査に「うわさ話を集めて作成した」と話した根拠について「県の情報公開条例に基づき公開できない」と述べた。

 

 斎藤氏は、この発言を含めた内部調査結果の詳細に関し「非公開の情報で公表できないが、裏付けとなる調査記録は存在する」と強調。一方で、県議会の調査特別委員会(百条委員会)から内部調査に関する資料の提出を求められた場合は「適切に対応することはできる」と述べた。