鹿児島県警の不祥事めぐる百条委…自民党県議団、設置是非の結論は9月5、6日のいずれか 西高会長「難しい判断になる」

AI要約

鹿児島県議会の自民党県議団は不祥事を巡る調査特別委員会設置の是非を決定する為、再度総会を開くことを決定。

議会運営委員会と会派代表者会議で9月12日までに結論を出すよう働きかけが行われた。

結論は議員が集まる勉強会の際に行われ、難しい判断になるが、県民の意見を考慮した決定を目指す。

鹿児島県警の不祥事めぐる百条委…自民党県議団、設置是非の結論は9月5、6日のいずれか 西高会長「難しい判断になる」

 鹿児島県議会の最大会派である自民党県議団は16日の総会で、県警の一連の不祥事を巡る調査特別委員会(百条委員会)設置の是非について、9月5日か6日に再度総会を開き、結論を出すことを決めた。

 総会前に開かれた議会運営委員会と会派代表者会議で、松里保広議長が9月12日開会の定例会前までに結論を出すよう働きかけた。

 総会は冒頭以外非公開。終了後に西高悟会長らが取材に応じた。同月5、6日は定例会前に会派が主催する勉強会「県政調査会」を自民県議団が開催予定。議員が集まるタイミングで総会を開き、全員が出席しやすい日程を選ぶとした。

 西高氏は結論の決め方について「難しい判断になる。百条委設置に関する賛否両方の県民意見をしっかり聞いて、どちらになっても説明ができるような取りまとめ方にするしかない」と語った。