万博のサイバー対策強化 年明けにも官民で大規模演習 政府

AI要約

2025年大阪・関西万博へのサイバー攻撃対策として、政府が年明けにも官民による大規模演習を行うことが決定。

演習内容は重要インフラの攻撃想定で、民間事業者や地方自治体と連携してシステムのセキュリティを確認。

政府は万博開幕に向けて安全対策を強化し、万全の体制で臨む準備を進めている。

 2025年大阪・関西万博へのサイバー攻撃対策として、政府が年明けにも官民による大規模演習を行う方向で調整していることが14日、分かった。

 複数の関係者が明らかにした。民間事業者への講習も計画しており、政府として安全対策を強化し、万全の体制で来年4月の開幕に臨む。

 演習は交通や電力といった重要インフラが広範囲で攻撃された想定で実施。民間事業者や日本国際博覧会協会(万博協会)、地方自治体と連携し、システムに不備や欠陥がないかを確認する。