「岸田首相は万博成功へリーダーシップ発揮した」 関経連・松本会長
AI要約
岸田文雄首相が党総裁選への不出馬を表明し、松本正義会長が岸田氏のリーダーシップを称賛。２０２５年大阪・関西万博の成功に向けた期待も述べられた。
松本会長は岸田政権の業績を評価し、「新しい資本主義」や経済政策の取り組みを称えた。次期総裁選に期待を寄せ、党の新たなビジョンを期待する姿勢も示された。
岸田首相の不出馬に驚きつつも、その業績を称える松本会長のコメントが引用され、大阪・関西地域の経済団体が今後の展開に期待を寄せていることが伝えられた。
岸田文雄首相（自民党総裁）が９月の党総裁選への不出馬を表明したことを受けて、関西経済連合会の松本正義会長（住友電気工業会長）は１４日、２０２５年大阪・関西万博の成功に向けて「（岸田氏に）強いリーダーシップを発揮していただいた」などとするコメントを発表した。
総裁選への不出馬については「大変驚いている」と言及。「岸田政権は内政、外交面で大きな足跡を残した」とし、特に「新しい資本主義」を前面に押し出す政策を展開したと指摘。四半期開示の見直しや、デジタルトランスフォーメーション（ＤＸ）推進、賃金と物価の好循環と持続的成長路線への前進などの取り組みを評価した。
次期総裁選については、「実りある政策論争がなされ、新たな自民党のビジョンが示されることを期待したい」と述べた。（井上浩平）
