今夜もペルセウス座流星群に期待 空の暗い場所で1時間あたり20個程度 見える所は

AI要約

ペルセウス座流星群の活動ピークがありましたが、今日も流星を見るチャンスがある。

空の暗い場所での観測が推奨され、1時間あたり20個程度の流星が期待される。

流星を見つけやすくするためのポイントや天候の影響についても紹介。

今夜もペルセウス座流星群に期待 空の暗い場所で1時間あたり20個程度 見える所は

3大流星群の1つである「ペルセウス座流星群」の活動ピークに。一番多くの流星が見られるタイミングは、昨日12日夜~今日13日未明にかけてでしたが、今日13日夜~14日未明もまだ流れ星が見られるチャンスが続きます。空の暗い場所で1時間あたり20個程度が期待されます。

ペルセウス座流星群は、毎年8月12日から14日ごろに多くの流星が見られる流星群です。1月の「しぶんぎ座流星群」、12月の「ふたご座流星群」とあわせて、毎年ほぼ安定してみられる3大流星群の一つとされています。

今年のペルセウス座流星群の活動は、昨日12日午後11時ごろに極大となりましたが、今日13日夜~14日未明も観測チャンスがあるでしょう。午後9時頃から流星が出現しはじめ、夜明けに近づくにつれて、流星の数が多くなると予想されています。

今夜も月明かりの影響をあまり受けず、良い条件で見ることができそうです。※8月13日の東京の月の入りは午後10時48分。

空の暗い場所での流星数はピークで1時間あたり40個程度。今日13日夜~明日14日未明にかけてはそれよりは少ないものの、空の暗い場所で1時間あたり20個程度の流星が期待されています。

今日13日夜から明日14日未明は、熱帯低気圧の影響で、北海道は道南を中心に雨が降りやすいでしょう。東北は雲が多く、所々で雨が降りそうです。

一方、関東から九州、沖縄は晴れる所が多く、流れ星を見られるチャンスです。お盆に夜空を見上げて、流れ星を探してみてください。

流れ星を見つけやすくするには、以下の4つのポイントがあります。

① できるだけ、街灯など人工の明かりが少ない場所を選びましょう。人工の明かりが多いと、その明るさに邪魔をされて暗い流れ星が見づらくなり、見ることのできる流れ星の数が少なくなってしまいます。

② できるだけ空が広く見渡せる場所を選ぶことも重要なポイントです。

③ 空の広い範囲に注意を向けるようにしましょう。放射点の方向にはこだわる必要はありません。流星群は、放射点(流星の軌跡を逆向きに延長したときに通る点のこと)のある方向だけに出現するわけではなく、夜空のどこにでも現れます。空をより広く見渡しているほうが、より多くの流星を捉えられる可能性が高くなります。

④ 今回は夜半から明け方までの時間帯は月明かりの影響はなく、良い条件です。