# 天体観測

猛暑のピークは明日7日 七夕に今年初の40℃超えか 天体観測は熱中症対策を万全に
8時間前

猛暑のピークは明日7日 七夕に今年初の40℃超えか 天体観測は熱中症対策を万全に

連日、災害級の暑さが続いていますが、一連の猛暑のピークは明日7日(日)となりそうです。明日の七夕は、西日本~東日本は広く晴れて、関東の内陸を中心に今年初の40℃超えになるおそれ。夜も気温の下がり方は鈍く、天体観測は万全は熱中症対策が必要です。7月に入り、連日、災害級の暑さが続いて

発行部数減少の朝日新聞で「久しぶりに明るい話題」…「朝日新聞宇宙部」の超人気コンテンツ「星空ライブ」の裏側
14時間前

発行部数減少の朝日新聞で「久しぶりに明るい話題」…「朝日新聞宇宙部」の超人気コンテンツ「星空ライブ」の裏側

「宇宙部の活動は朝日新聞にとって久しぶりに明るい話題ですからね」(朝日社員)毎年のように発行部数の減少が伝えられる新聞界で、全国紙各社が新しい事業を模索している。2024年4月、朝日新聞の公式YouTubeチャンネルAsahi Astro Live(朝日新聞宇宙部)がチャンネル登

地球に接近した2つの巨大小惑星、NASAが画像公開 1つに衛星を発見
2024.07.05

地球に接近した2つの巨大小惑星、NASAが画像公開 1つに衛星を発見

近年、地球に接近通過した最大級の小惑星の1つを捉えた驚くべき最新画像が、米航空宇宙局(NASA)から公開された。この小惑星を回る軌道上には、1個の衛星が存在することが今回判明したという。小惑星2011 UL21(別名415029)は協定世界時(UTC)6月27日午後8時16分(日

ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した“おとめ座”の渦巻銀河「NGC 4951」
2024.07.04

ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した“おとめ座”の渦巻銀河「NGC 4951」

こちらは「おとめ座(乙女座)」の方向約4900万光年先の渦巻銀河「NGC 4951」です。地球からは斜めの角度で見下ろすような位置関係にあり、明るい中心部分を取り囲む雲のような渦巻腕(渦状腕)、腕に沿って分布する青色の星々やピンク色の星形成領域が捉えられています。この画像は「ハッ

若き星々が照らす星雲の輝き ウェッブ宇宙望遠鏡が観測した“へび座”の反射星雲
2024.07.02

若き星々が照らす星雲の輝き ウェッブ宇宙望遠鏡が観測した“へび座”の反射星雲

こちらは「へび座(蛇座)」の方向約1300光年先の反射星雲「Serpens Nebula」です。反射星雲とは、ガスや塵(ダスト)の集まりである分子雲が近くの恒星の光を反射することで輝いて見える星雲のこと。画像の星雲は新たな星が誕生している星形成領域であり、約10万歳の若い星々が密集する星団が存

OMデジタル、天体撮影専用カメラ「E-M1 Mark III ASTRO」発売 「赤い星雲を色鮮やかに」
2024.07.02

OMデジタル、天体撮影専用カメラ「E-M1 Mark III ASTRO」発売 「赤い星雲を色鮮やかに」

 OMデジタルソリューションズは7月2日、天体撮影に適した光学特性を持つミラーレス一眼カメラ「OM SYSTEM E-M1 Mark III ASTRO」と2種のフィルターをセットで販売すると発表した。受注生産で、直販価格は32万7800円から。25日から注文を受け付ける。 ベー

「Hα線」で星雲がキレイに撮れる天体カメラ「OM SYSTEM E-M1 Mark lll ASTRO」発表
2024.07.02

「Hα線」で星雲がキレイに撮れる天体カメラ「OM SYSTEM E-M1 Mark lll ASTRO」発表

「Hα線」の透過率が100%となるようにIRカットフィルターをチューニングしたカメラです。 OMデジタルソリューションズは7月2日に、天体撮影に最適な光学特性を備えた、ミラーレスカメラ「OM SYSTEM E-M1 Mark lll ASTRO」を発表した。 

宇宙にそり立つ「創造の柱」の3D映像。まるで星雲の中を飛ぶよう
2024.07.02

宇宙にそり立つ「創造の柱」の3D映像。まるで星雲の中を飛ぶよう

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した星雲「創造の柱」。NASAがその詳細な3Dグラフィックスを公開しました。まるで、星雲の中を飛行しているようです。「創造の柱(Pillars of Creation)」とは、地球から6500光年ほど離れた“わし星雲”の一部であるガスと塵ででき

「天の川」と流れ星、珍しい惑星食も見られる7月の夜空
2024.07.01

「天の川」と流れ星、珍しい惑星食も見られる7月の夜空

天体観測ファンにとって、7月はイベント満載の月だ。第1週の息をのむような天の川の光景から、西の地平線に輝く美しい三日月、さらには月がスピカを隠す珍しい恒星食まで楽しむことができる。7月21日の満月「サンダームーン」や7月30日頃にピークを迎えるみずがめ座δ(デルタ)流星群も見逃せない。

2日明け方 細い月と火星が接近 見られる所は?
2024.07.01

2日明け方 細い月と火星が接近 見られる所は?

明日2日の明け方、東の空で細い月と火星が接近。九州から東北は梅雨空が続き、天気が気になります。晴れエリアはどこ?明日2日(火)の明け方、細い月が火星に接近して見えます。2日の東京の日の出は、午前4時29分。夜明け前の東の空では、火星の高度がしだいに高くなってきます。7月上旬の明る

NASA、2029年に「人工の恒星」を打ち上げ…天文学を刷新する可能性(海外)
2024.06.30

NASA、2029年に「人工の恒星」を打ち上げ…天文学を刷新する可能性(海外)

NASAは、予算1950万ドル(約31億1400円)の「ランドルト・スペース・ミッション(Landolt Space Mission)」計画にゴーサインを出した。これは、「人工の恒星」を地球周回軌道に送り込むプロジェクトだ。実現すれば、これまでに類を見ない天文学研究ツールになり、

まもなく2つの小惑星が地球のそばを通過…1つは直径2.3km、もう1つは月より接近【ライブ中継も】(海外)
2024.06.27

まもなく2つの小惑星が地球のそばを通過…1つは直径2.3km、もう1つは月より接近【ライブ中継も】(海外)

6月27日と29日(アメリカ東部時間)に、2つの小惑星が地球の近くを通過する。1つ目は山ほどの大きさで、2つ目は近年で最も明るいものの1つだ。どちらも地球に脅威を与えるものではなく、その接近をライブ中継で観察することができる。今週、2つの小惑星が接近し

2つの巨大小惑星が地球に「接近」中、1つは28日早朝に最接近
2024.06.27

2つの巨大小惑星が地球に「接近」中、1つは28日早朝に最接近

今週、2つの小惑星が地球に接近通過する。どちらも、地球近傍に飛来する天体としては非常に大きい。うち1つは、双眼鏡程度でも見える可能性がある。先にやってくるのが「小惑星2011 UL21」だ。直径が1.6km以上あり、現在知られている多数の地球接近天体(NEO)全体の99%よりも大

ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した“ケンタウルス座”の不規則銀河「NGC 5253」
2024.06.26

ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した“ケンタウルス座”の不規則銀河「NGC 5253」

こちらは「ケンタウルス座」の方向約1100万光年先の不規則銀河「NGC 5253」です。青い星々に彩られた中心部分を取り囲むように赤色を帯びたガスと塵(ダスト)の雲が広がっている様子が捉えられています。不規則銀河とは、渦巻腕(渦状腕)や回転対称の円盤部など渦巻銀河で見られるような

月が土星と接近、「夜光雲」が輝く今週の夜空
2024.06.25

月が土星と接近、「夜光雲」が輝く今週の夜空

夏至からわずか数日後となる今週は、日没が2024年で最も遅い。星空観賞には向いていないと思うかもしれないが、実際には違う。星を見るのに十分な暗さの空は、真夜中近くまで起きていないと見られないが、夕暮れ時には、欠けていく凸月(満月と半月の間)が土星と海王星に近づくすばらしい景色を見せ、北の空には

20日午後6時30分頃から「アンタレス食」 関東から西で観察のチャンス
2024.06.20

20日午後6時30分頃から「アンタレス食」 関東から西で観察のチャンス

今日20日の午後6時30分頃から7時頃にかけて、アンタレス食が関東から西の地域で見られるチャンス。沖縄などでは、観察に適した天気となる見込み。天体望遠鏡を使って探してみてください。今日20日は、月にさそり座の1等星・アンタレスが隠される「アンタレス食」が起こります。

集う星々 大マゼランの球状星団「NGC 2005」 をハッブル宇宙望遠鏡が撮影
2024.06.17

集う星々 大マゼランの球状星団「NGC 2005」 をハッブル宇宙望遠鏡が撮影

こちらは「かじき座(旗魚座)」の方向約16万2000光年先、天の川銀河の衛星銀河(伴銀河)のひとつ「大マゼラン雲」(Large Magellanic Cloud: LMC、大マゼラン銀河とも)にある球状星団「NGC 2005」です。球状星団とは数万~数百万個の恒星が球状に集まって

今秋接近「紫金山・アトラス彗星」、肉眼で見える?
2024.06.13

今秋接近「紫金山・アトラス彗星」、肉眼で見える?

 長く伸びる尾から「ほうき星」とも呼ばれる彗星(すいせい)を肉眼で観測できる機会は多くない。今秋の「紫金山(しきんざん)・アトラス彗星」は、かなり明るくなりそうだが、彗星の見え方の予測は難しく、ファンをがっかりさせることも多い。無事に天体ショーが見られるだろうか。(中田智香子) 

夏至と満月の前に、今週は夕暮れ時に「三日月」を楽しもう
2024.06.11

夏至と満月の前に、今週は夕暮れ時に「三日月」を楽しもう

星空鑑賞ファンは今週のうちに存分に楽しんでおくべきだ。夏至と満月が揃って訪れる来週、北半球で真の暗闇を見つけるチャンスはほとんどない。だから今週は、夕暮れ時に三日月を楽しみ、新しい星座の1つか2つを見つけてみてはどうだろう。今週の夜空で起きることを以下に記す。■6月11日(火曜日

初代・大野裕明台長退任、田村・星の村天文台 後任は次男・智裕氏
2024.06.10

初代・大野裕明台長退任、田村・星の村天文台 後任は次男・智裕氏

 星の村天文台(福島県田村市滝根町)の大野裕明台長(76)が退任し、後任に大野氏の次男で副台長の大野智裕氏(40)が就く。8日、天文台で開いた星まつりの会場で発表した。 裕明氏は、1991年の天文台開設時に台長に就いた。数々の天体イベントを企画し、全国から天文愛好家らが集まる施設