日航機墜落事故39年で遺族登山 犠牲者520人悼み、安全願う

AI要約

1985年の日航ジャンボ機墜落事故から39年を迎えた遺族や日航社長が御巣鷹の尾根に登山し、犠牲者を追悼。

亡くなった520人は単独の航空事故として世界最悪の死者数。坂本九さんも犠牲となったことで知られる。

昨年に続き、KDDI(au)が山中に臨時基地局を設置。今年1月には羽田空港で別の航空事故が起きた。

 520人が亡くなった1985年の日航ジャンボ機墜落事故から39年を迎えた12日、遺族や日航社長らが群馬県上野村にある現場の「御巣鷹の尾根」に登山した。墓標や墜落地点に立つ「昇魂之碑」で犠牲者を追悼。

 単独の航空事故としての死者数は現在でも世界最悪。歌手の坂本九さん=当時(43)=が亡くなったことでも知られる。

 昨年に続き、普段は電波が通じにくい山中でも通信できるよう、KDDI(au)が臨時基地局を設置した。

 今年1月には、羽田空港で日航機と海上保安庁の航空機が衝突し、海保機の5人が犠牲となる事故が起きた。