林氏「日常活動継続を」 巨大地震への備え要請

AI要約

林芳正官房長官は、南海トラフ巨大地震に備えて日常生活を継続しつつ、地震への備えを呼びかけました。

交流サイトでの地震情報を装った誘導投稿やデマに警戒を呼びかけました。

政府は正確な情報の発信を重視し、不確かな情報に惑わされないよう求めました。

 林芳正官房長官は9日の記者会見で、南海トラフ巨大地震の注意情報発表を受け「夏休みに伴う旅行、帰省なども含めて日常生活における社会経済活動を継続しつつ、地震への備えを再確認してほしい」と述べた。発生時にすぐに避難できる態勢を取るよう要請した。

 交流サイト(SNS)では地震情報を装い、迷惑サイトに誘導する投稿が散見されると指摘。不安をあおる根拠のないデマが流布する可能性があるとして「政府として正確な情報を発信する。不確かな情報に惑わされないようお願いする」と呼びかけた。