天皇陛下 スイス大統領と面会 「素晴らしい景色でした」陛下自らが撮影した山々の写真で歓談
天皇陛下は、スイスの大統領との面会を通じて、即位の礼への感謝を述べると共に、国交樹立160周年を祝う重要性を強調しました。
陛下は、趣味の登山についても触れ、スイス訪問時の写真を披露しながら地球温暖化に対する関心を示しました。
天皇陛下は8日、来日したスイスの大統領と面会されました。
午前11時ごろ、陛下はお住まいの御所で、スイスのアムヘルト大統領を笑顔で出迎えられました。
宮内庁によりますと、陛下は、2019年の即位の礼に当時閣僚として出席したことへのお礼を述べ、国交樹立160周年の節目での来日を「大変意義深いものです」と伝えられました。
また、登山を愛好する陛下は10年前のスイス公式訪問中に自ら撮影した山々の写真をポケットから取りだし、「素晴らしくきれいな景色でした」と述べたほか、地球温暖化による影響についても尋ねられたということです。