天皇陛下、来日中のスイス大統領と面会

AI要約

天皇陛下はスイスの大統領と面会しました。懇談は外交関係樹立160周年の節目に行われ、山の写真や地球温暖化に関する話題で盛り上がった。

アムヘルト大統領が皇居を訪れ、25分間の会談が行われた。大統領は再会を喜び、「光栄です」と述べた。

天皇陛下はスイス訪問時の写真を持ち出し、山の美しさを振り返った。大統領との会話では氷河の崩壊や水不足についても話題になった。

天皇陛下は8日、来日中のスイスの大統領と面会されました。

8日午前、スイスのアムヘルト大統領が皇居の御所を訪れると、天皇陛下は笑顔で握手し出迎えられました。

今年は、日本とスイスの外交関係樹立160周年の節目にあたります。宮内庁によりますと、懇談は主にドイツ語の通訳を通じて25分間行われ、大統領は2019年の「即位の礼」に出席した時以来の再会に「お会いできて大変光栄です」と話していたということです。

一方、陛下は、2014年にスイスを訪れた際に撮影した山の写真をポケットから2枚取りだし「素晴らしくきれいな景色でした」と振り返られました。大統領と山の話で盛り上がった後、陛下は、地球温暖化による氷河の崩壊や将来的な水不足への対応などについて尋ねられていたということです。