【速報】気象庁会見中 強い揺れや高い津波が想定されているエリアにいる皆さんは『日頃からの地震への備えを再確認』を
気象庁が日向灘で発生した地震に関連した南海トラフ巨大地震の可能性を調査中
震度6弱の地震が観測され、マグニチュード7.1と推定されている
今後1週間は震度6弱程度の地震に警戒し、南海トラフ地震発生時の備えを呼びかけ
気象庁は午後4時43分、日向灘で発生した最大震度6弱の地震を受け、「南海トラフ地震臨時情報」を初めて発表しました。専門家による「評価検討会」で、先ほど発生した地震と、南海トラフ巨大地震との関連が検討されています。
午後4時43分、宮崎県で最大震度6弱を観測する地震がありました。震源は日向灘、地震の規模を示すマグニチュードは7.1と推定されます。
これを受け、気象庁は先ほど、「南海トラフ地震臨時情報」を初めて発表し、この地震と、東海地方から九州地方の太平洋側で近い将来の発生が予想される「南海トラフ地震」との関連について、午後5時半ごろ、調査を始めました。
調査では、地震の専門家が集まり、マグニチュード8から9クラスの巨大地震が起きる可能性が高まっていないか、評価を行います。現時点では、巨大地震の可能性が高まっているかどうかはわかりません。
評価結果、もしくは途中経過は、調査が始まってから2時間後をめどに発表される予定です。
気象庁は、今後1週間程は震度6弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。今後の情報に注意してください。
落ち着いた対応が必要ですが、仮に南海トラフ地震が発生した場合に強い揺れや高い津波が想定されているエリアにいる皆さんは、日頃からの地震への備えを再確認してください。