【随時更新中】宮崎県南部で震度6弱 宮崎・鹿児島・高知に津波注意報

AI要約

岸田総理大臣が関係省庁に3つの指示を出しました。被災地の状況把握や被災者支援に全力を注ぐことが重要です。

九州地方で発生した地震による被害状況や原発、停電情報に関する報告があります。安否確認と復旧作業が進められています。

気象庁が南海トラフ地震の調査を開始し、被災地域に津波注意報が出されています。専門家の検討会も予定されています。

【随時更新中】宮崎県南部で震度6弱 宮崎・鹿児島・高知に津波注意報

岸田総理大臣は関係省庁に対し3点について総理指示を出しました。 「国民に対し津波や避難に関する情報提供を適時的確に行い、住民避難等の被害防止の措置を徹底すること」 「早急に被害状況を把握すること」 「地方自治体とも緊密に連携し、政府一体となって被災者の救命・救助等の災害応急対策に全力で取り組むこと」 の3点を指示しています。

九州電力によりますと鹿児島県の川内原発では地震による被害は確認されていないということです。また宮崎県内では午後5時現在、停電は確認されていませんが、九州電力は被害の有無を調べています。

政府は午後4時44分、総理官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置しました。被害の状況などについて情報収集に当たります。また、自衛隊の動きですが、午後4時57分に福岡県の築城(ついき)基地からF-2(エフ・ツー)戦闘機、2機が離陸しました。被災した地域に向かい上空から情報収集を行う予定です。

気象庁は日向灘での地震に伴い「南海トラフ地震臨時情報」の「調査中」を発表しました。今回発生した地震と南海トラフ地震との関連性についての調査を開始しました。この後午後5時半から南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会を開催します。

午後4時43分頃、最大震度6弱を観測する地震が発生しました。 震源は日向灘、震源の深さは30キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.1と推定されています。宮崎県と高知県、種子島(たねがしま)・屋久島(やくしま)地方に津波注意報が出ています。震度6弱が日南市、震度5強が宮崎市、都城市、串間市、大崎町、震度5弱が小林市などとなっています。