関東甲信 帰宅時間はゲリラ雷雨にご用心 西日本は40℃に迫る酷暑 三連休は台風5号の進路に注意

AI要約

きのうの夕方から夜にかけて関東甲信を直撃したカミナリ雲による記録的短時間大雨情報と、交通機関への影響について。

きょうも大気の不安定な状態が続き、雷の発生確率が高いことや暑さの注意喚起について。

週末に台風5号が本州の東海上を北へ進む予想で、関東や東北でうねりを伴った高波に警戒する必要があること。

関東甲信 帰宅時間はゲリラ雷雨にご用心 西日本は40℃に迫る酷暑 三連休は台風5号の進路に注意

きのう7(水)は、夕方から夜にかけての帰宅時間帯に、関東甲信をカミナリ雲が直撃しました。埼玉県や群馬県などで相次いで記録的短時間大雨情報が発表され、交通機関が乱れるなど大きな影響が出ました。

きょう8(木)も、大気の不安定な状態が続いています。夕方から夜にかけては、関東甲信や九州を中心に、雷の発生する確率が高くなっています。きのう7(水)ほど大規模なものにはならないとみていますが、局地的には道路が一気に冠水するような雨の降り方になりそうです。気象庁ウェブサイトの「雨雲の動き」などを使って、周囲の雨の降り方を確認し、安全に帰宅するようにしてください。

命にかかわる危険な暑さも続いています。朝からよく晴れている西日本では、午前中から35℃を超えている所があり、最高気温が40℃に迫るところも出てきそうです。

九州では、きょう8(木)で3週間連続35℃以上の猛暑日になる予想のところもあります。暑さで疲れがたまっているかと思います。暑い時間の外出を避けたり、我慢せずにエアコンを使ったりするなど、無理をしないことが大切です。

きょう8(木)午前3時に、小笠原近海で台風5号が発生しました。週末にかけて、本州の東海上を北へ進む予想で、東北や関東ではうねりを伴って波が高くなる恐れがあります。三連休ですが、海でのレジャーは控えたほうがよさそうです。

また、12(月)や13(火)の予報円はかなり大きく、進路に幅がある状態です。特に、予報円の西側の進路をとった場合、東北や北海道で大きな影響が出るかもしれません。現在、三陸沖の海面水温は平年に比べてかなり高く、台風が衰えにくくなっています。今後の最新の情報を確認しつつ、早めに備えをしておきましょう。