台風5号発生へ 週末にかけて影響か 甲子園では不安定な空に注意

AI要約

台風5号の接近による影響や不安定な天気について注意が必要

西日本では猛暑が続き、秋を感じられるのは先の話

高校野球選手権大会開幕、悪天候による中断の可能性も

台風5号発生へ 週末にかけて影響か 甲子園では不安定な空に注意

きょう7日(水)は二十四節気の「立秋」で、暦の上では秋の始まりとなりますが、秋と言えば台風シーズンです。

いま、小笠原諸島付近では熱帯低気圧がゆっくりと発達していて、今夜にも台風5号になると予想されています。

父島や母島ではあす8日(木)午前中にかけて雨風が強まる恐れがあるため、今夜は雨戸を閉めたり、飛ばされやすい物をしまうなど荒れた天気に警戒が必要です。

その後、台風は関東や北日本の東海上を北上する見込みで、場合によっては北日本に接近する恐れもあります。

また、関東以北の太平洋側では9日(金)ごろから11日(日)ごろにかけて波が高くなる予想です。

うねりを伴うため、穏やかな海に見えても急に高波が押し寄せる可能性があり、海水浴はもちろん、波打ち際を歩く際も靴を濡らさないよう注意が必要です。

今週は西~東日本の内陸や山沿いを中心に局地的に激しい雷雨となるなど不安定な天気が続いています。

きょう7日(水)も不安定な天気となりますが、特に上空に寒気が居座っている関東~東北で午後のゲリラ雷雨による道路冠水や停電に注意が必要です。

一方でカンカン照りとなる西日本は猛暑が続きます。

熊本は17日連続、岡山は14日連続で35℃以上の猛暑日となり、統計史上最長記録を更新する予想です。

西日本は来週のお盆休み期間中も「残暑」が続く見込みで、秋を感じられるのはもうしばらく先となりそうです。

今週末は西日本の上空に寒気がやってくる見込みで、不安定エリアが拡大します。

きょう7日(水)から全国高等学校野球選手権大会が開幕しましたが、甲子園周辺でも特に9日(金)~10日(土)は急に雷雲が発生する恐れが高まるため、試合の中断など影響が出るかもしれません。

高校野球はちょっとしたことで試合の流れが大きく変わってしまうため、猛暑のほか、天気急変も念頭に置き、青春を謳歌してほしいです。