「きょうもゲリラ雷雨 雷雲が発生しやすい場所は」 台風5号発生へ
AI要約
東北と東日本中心に大気の状態が非常に不安定で、にわか雨や雷雨が広がるおそれがある。
熱帯低気圧の影響で雨雲が発達しやすくなり、東北と関東甲信では100ミリの降水量が予想されるため、浸水や増水に警戒が必要。
週末にかけて台風5号となる見込みの熱帯低気圧が本州の東の海上を北上し、不安定な天気が続く見込み。
きょうも東北と東日本中心に大気の状態が非常に不安定です。あちらこちらでにわか雨や雷雨があるでしょう。特に、雷雲が発生しやすいのが、東北と関東甲信です。都心も含め、どこで起きてもおかしくない状況なので、天気の急変にお気をつけください。
あす朝までに予想される降水量は、東北と関東甲信で100ミリとなっています。低い土地の浸水や川の増水に警戒してください。
不安定な天気をもたらす原因の一つが南の海上にある熱帯低気圧です。本州からは離れていますが、南に熱帯低気圧があると湿った空気が流れ込みやすくなるため、雨雲が発達しやすくなります。
先島諸島付近にある熱帯低気圧は、ほとんど停滞しているので、あすにかけて先島諸島では大雨のおそれがあります。小笠原諸島付近にある熱帯低気圧は発達し、こんやまでに台風5号になる見込みです。三連休にかけて本州の東の海上を北上するでしょう。
週末にかけて熱帯低気圧や台風周辺の湿った空気が流れ込む本州付近では、不安定な天気が続きそうです。晴れ間があっても、天気が急変し、にわか雨や雷雨が起きるおそれあるので、空模様の変化に注意し、雨雲レーダーなども確認すると良さそうです。特に、山の天気は変わりやすいので、夏休みでお出かけの方は用心してください。
