台風5号発生、3連休は高波に注意 日本の東の海上進む見込み

AI要約

台風5号(マリア)が日本の南の海上で発生し、本州への直接的な影響は小さい見込み。

台風は小笠原諸島・父島の南にあり、東北東方向に進んでおり、小笠原諸島で激しい雷雨が予想されている。

関東から北日本の太平洋側で10日からの3連休に波が高くなる可能性があり、海のレジャーでは注意が必要。

台風5号発生、3連休は高波に注意 日本の東の海上進む見込み

 8日午前3時ごろ、日本の南の海上で台風5号(マリア)が発生した。気象庁によると、今後、日本の東の海上を北上し、本州への直接的な影響は小さい見込みだが、今後の進路次第では東~北日本に接近する可能性もある。

 午前4時ごろの気象庁の観測によると、台風は小笠原諸島・父島の南約160キロにあり、発達しながら東北東方向にゆっくり進んでいる。小笠原諸島では8日の夜のはじめごろにかけて激しい雷雨となる見込みで、気象庁は土砂災害への注意を呼びかけている。

 10日からの3連休は、関東から北日本の太平洋側で波が高くなる可能性があり、海のレジャーでは十分な注意が必要だ。

 中心気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。

 今年は7月までに発生した台風は四つで、平年より発生ペースが遅い。気象庁の担当者は「過去にも8月に入ってから急激に発生が増えたこともあり、今後も注意が必要」としている。(大山稜)