株価乱高下の中…新NISAどうすれば? 資産運用の専門家「5年か10年はそのままに」

AI要約

株価の急落による投資家の落胆や新NISA導入者の不安について取り上げられた記事。

柴田時子さんのアドバイスを通じて、株価の暴落に冷静に対処することや、投資の長期的視野に立つ重要性が強調されている。

投資目的やはじめたきっかけを忘れずに投資を続けることの重要性が述べられている。

株価乱高下の中…新NISAどうすれば? 資産運用の専門家「5年か10年はそのままに」

(若狭敬一キャスター)

きのう(8月5日)は、いわゆる「ブラックマンデー超え」の株価大暴落だったのですが、投資をされている方からは落胆の声も聞かれましたね。

(大石邦彦アンカーマン)

そうですね。これは投資家だけの話ではなく、一般の方々にも非常に注目される話となっています。

翌日の6日は一転して過去最大の上げ幅になりました。2日間で天と地の違いなのですが、こちらが5日までの日経平均株価の動きです。

■新NISA、どうすればいいの?

(大石アンカーマン)

ことし初めに新NISAを始めた方にとっては、特に気が気ではない展開になっているということなのですが、政府が投資を後押しする動きがあって、今や「投資ブーム」とも言われているのですが、新NISAを始めたばかりの方は、一体どうすればいいのか?

数々の投資セミナーを手がけているファイナンシャルプランナーの柴田時子さんを取材しました。柴田さんは、こう話されています。

「今回の株価の暴落をどう見ますか?」と聞いてみたところ「そもそも投資には投資リスクがあるので、それを知るきっかけになったのではないか」ということでした。

「投資は続けるべきですか?」という質問には「今はやめないで、5年か10年はそのままにして静観する」と良いのではというお答えでした。

今回のような株価の暴落も長期的なスパンでとらえて、一喜一憂しないことが大事だということなんですね。

■「はじめたきっかけ」を忘れない

(若狭キャスター)

ひょっとしたら、一部ではパニックになって売ってしまったという方もいるかもしれませんが、右往左往せずに冷静に静観するということが大事なんですね。

(大石アンカーマン)

こうした状況でも「はじめたきっかけを忘れない」ということが大切で、例えば、子どもの学費や老後の資金にしようと考えた方もいらっしゃると思います。

本来の投資目的にそって、5年なり10年なり投資期間を考えるのが良いのかもしれません。