保育所・幼稚園などで起きた事故が過去最多に 死亡事故は9件 学童プールでの死亡事故も こども家庭庁

AI要約

2023年、全国の保育所や幼稚園、放課後児童クラブなどで起きた事故が過去最多の2772件であることが明らかになりました。

子どもがけがなどをした事故は前年より311件増えており、そのうち9件で子どもが死亡しています。

事故の増加要因として、放課後児童クラブの利用の増加が挙げられています。

保育所・幼稚園などで起きた事故が過去最多に 死亡事故は9件 学童プールでの死亡事故も こども家庭庁

2023年、全国の保育所や幼稚園、放課後児童クラブなどで起きた事故は2772件にのぼり、過去最多だったことが分かりました。

こども家庭庁によりますと、2023年の1年間に保育所や幼稚園、放課後児童クラブなどで子どもがけがなどをした事故は、前の年から311件増えて2772件で、集計を始めた2015年以降で最も多くなりました。

このうち、子どもが死亡した事故は9件で、2023年7月には滋賀県長浜市で、放課後児童クラブの活動中にプールで遊んでいた6歳の男の子が溺れ亡くなっています。

こども家庭庁は、事故件数が増えた要因として、「放課後児童クラブの利用が大きく増えたことなどが考えられる」と分析しています。