小池百合子都知事らが東京・新宿のトー横視察 「ワーニングを出す体制が整ってきた」

AI要約

新宿区の歌舞伎町にある「トー横」を視察した小池百合子知事と吉住健一区長。区は広場に柵を設置し、都は若者向け相談窓口を開設したが、若者集団「トー横キッズ」はまだ存在。

視察では若者はまばらで、小池氏は安心できる支援体制が整ったと感じたと報告。

小池百合子都知事らが東京・新宿のトー横視察 「ワーニングを出す体制が整ってきた」

東京都の小池百合子知事と新宿区の吉住健一区長が2日夕、新宿区歌舞伎町の一角「トー横」を視察した。小池氏の視察は昨年8月につづき2度目となる。

トー横を巡っては同区が今年4月、新宿東宝ビルと東急歌舞伎町タワーの間に広がる「シネシティ広場」に柵を設置した。イベントが開催されている時間以外、広場に立ち入ることができなくなった。

また、5月には都が歌舞伎町における若者向けの常設相談窓口「きみまも@歌舞伎町」を開設した。1カ月で400件の相談があったという。しかし、周辺には依然、「トー横キッズ」と呼ばれる若者らが集まる。

小池氏らは午後6時ごろから視察を開始した。まだ時間的に早いこともあり若者はまばらだった。視察後、小池氏は報道陣に「行き場のない人たちが悪意ある大人に騙されたりしないような体制が整ってきていると思う」と話した。