立憲・泉代表、12日にグアム視察へ 米海兵隊移転計画の進捗確認も

AI要約

立憲民主党の泉健太代表がグアム島の米軍基地視察と会談を調整していることを明らかにした。

移転計画の進捗状況や日本の予算使用状況を監視する必要性を強調し、太平洋戦争の戦没者慰霊碑への献花も予定している。

日米の安全保障協議でグアム移転が確認され、今年中に開始することが決定された。

立憲・泉代表、12日にグアム視察へ 米海兵隊移転計画の進捗確認も

 立憲民主党の泉健太代表は2日の記者会見で、米領グアム島の米軍基地を12日に視察し米軍幹部と会談する方向で調整していると明らかにした。

 グアムには沖縄の基地負担軽減に向け在沖縄の米海兵隊が移転予定で、移転経費は日米で負担する。泉氏は「沖縄の基地負担軽減は我々が掲げている大事な政策の一つで、日米安全保障も大変重要」だとした上で、移転のための日本の予算が適切に使われるかを「監視」する必要があると強調。移転計画の進捗(しんちょく)状況などについても米軍幹部に聞きたいとした。太平洋戦争の戦没者慰霊碑への献花も予定しているという。

 7月28日の日米の外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)では、今年中にグアム移転を開始すると確認された。【源馬のぞみ】