またも波紋…共和党・副大統領候補の過去発言 「維新の元ネタはこれか」「バンズ府知事」ネットで類似性指摘する声

AI要約

共和党の副大統領候補バンス上院議員が、子どもの数だけ親に投票権を与えるという過去の発言が問題視されている。これに加えて、女性や子どもに関する過去の発言も批判を受けている。

バンス氏の発言は、日本維新の会の吉村洋文共同代表の「0歳児選挙権」発言と類似していると指摘され、ネット上で話題になっている。

このような発言は、子どもを持てない人や子どもを持たない選択をした人たちから非難を受ける可能性があり、共和党や維新の会にとって逆風になるかもしれない。

またも波紋…共和党・副大統領候補の過去発言 「維新の元ネタはこれか」「バンズ府知事」ネットで類似性指摘する声

 共和党の副大統領候補バンス上院議員(39)が、子どもの数だけ親に投票権を与えるという過去の発言が掘り起こされて波紋が広がっていると、毎日新聞が報じた。バンス氏を巡っては、ハリス副大統領ら出産経験のない女性たちを過去に中傷したとして非難が殺到している最中。ネット上では、日本維新の会の政策に類似した今回の発言内容に着目する書き込みが目立った。

 米紙などを元に報じた毎日新聞によると、問題となっているのはバンス氏による2021年に保守派の教育団体での演説。米国で保守派の文化的な影響力を保つために出産の奨励を主張し、「この国のすべての子どもたちに投票権を与えよう。その投票権は子どもたちの親に委ねよう」と述べたという。

 バンス氏は同じく2021年にテレビ出演した際に、侮蔑的な意味合いが強いキャット・レディー(猫好きの女性)との言葉を使って、ハリス氏ら民主党の幹部を断じたとして、強い非難にさらされている。

 またしても、希望しても子どもを持てない人や、子どもを持たない選択をした人たちから反発を受けうる発言が掘り起こされたかっこうで、X(旧ツイッター)には、「トランプを支えるどころかマイナス点ばっかりやん」「共和党には逆風になるのでは…?」「本当に前近代的な思想」などのコメントが上がった。

 中でも目立ったのは、今回持ち上がったバンス氏の発言は、日本維新の会の吉村洋文共同代表(大阪府知事)が今年5月、次期衆院選の党公約に盛り込む考えを表明し、大きな波紋を広げた「0歳児選挙権」とそっくりだと指摘する投稿。「似たような発言を日本で聞いたようなぁ…確か大阪…」「あ、維新の吉村大阪府知事の元ネタは、これか」「ひげの生えたヨシムラかw」「バンス大阪府知事」などの書き込みが相次いだ。