「iDeCoやNISA」ではたどり着けない…元手がない一般人でも「億り人」になる方法

AI要約

大富豪と交流し、最強の投資法を教える資産構築コンサルタントがわずか4か月でFIREを達成した秘訣に迫る。

億り人になるためには、具体的な目標を設定することが重要で、毎年の配当額や必要元本を計算することが鍵となる。

労働での収入だけではなく、適切な運用を行うことで効率的に資産を築くことができることを示唆する残酷なグラフも紹介されている。

「iDeCoやNISA」ではたどり着けない…元手がない一般人でも「億り人」になる方法

世界中の大富豪とも交流を持ち、自らも「最強の投資法」を始めてから、わずか4か月でFIREを達成した資産構築コンサルタントの本が、いま話題になっています。多くの教え子をFIREに導いた、株やFXといったギャンブル性の高い投資ではない本物のお金持ちになるための「投資法」とは? 戸塚真由子(とつか・まゆこ)氏の書籍『1年で億り人になる』から、一部抜粋、再構成してお届けします。

億り人になりたいならば。配当だけで暮らすFIREを目指すならば。

「何歳までに、何年かけて達成したいのか」を明確にすべきです。

銀行や証券会社の言いなりで投資をするのではなく、あなた自身の意思をはっきりと提示して、行動してほしい。「億り人になる」という確固たる決意こそが、最終的にあなたを「億り人」にするのです。

もしもあなたが、毎年配当として欲しい金額が300万円だとしましょう。

年利3%の運用先があるとするならば、「1億円」の元本があれば、毎年300万円の配当が生まれます。言い方を変えれば、「1億円が必要」なわけです。

では、1億円作るには運用元本がいくら必要でしょうか。

それには「いつまでに1億円を作るか」という人生のプランニングも関わってきます。

それでは「10年後までに1億円欲しい」としましょう。

その場合、あなたは今いくら必要なのでしょう。年利3%として計算してみてください。

計算が苦手な人には、証券会社などがネットで公開しているマネーシミュレーターが便利です。

さて答えです。

年利3%の運用先があるとすると、「約7441万円」です。

つまり、最初に7441万円を持ち、年利3%の堅い運用をすれば、10年後に1億円になります。そこまで頑張れば、年間の配当は300万円になりますから、年収300万円の方と同程度の生活をするのであれば、十分にFIRE達成です。

さらに法人がある場合は、会社員と違い節税の方法が色々あります。ですので、300万円の配当にかかる税金もより減らせるでしょう。

ここまで読んでくださった皆さんなら、もうおわかりだと思います。

元本を持たずに、労働で稼ぎながらじっくりと積み立てるのが、どれだけ効率が悪いか、ということを。

それを明らかにするために、次のページに残酷なグラフを作りました。

どちらも「年利3%で10年運用」という前提は同じです。