大富豪になるには「法人を持つ」ことが必須…断言する「ほんとうの理由」

AI要約

法人を持つことが大富豪になるためのポイントであり、節税効果やマネーリテラシーの向上、融資の受けやすさなど多くのメリットがある。

法人を持つことで、自らの支出を見直す機会となり、お金の使い方に対する感覚が鋭敏になり、マネーリテラシーを高められる。

誰でも法人を作成することができ、特に資産管理のために法人を持つことは大切であり、合同会社がおすすめされる。

大富豪になるには「法人を持つ」ことが必須…断言する「ほんとうの理由」

世界中の大富豪とも交流を持ち、自らも「最強の投資法」を始めてから、わずか4か月でFIREを達成した資産構築コンサルタントの本が、いま話題になっています。多くの教え子をFIREに導いた、株やFXといったギャンブル性の高い投資ではない本物のお金持ちになるための「投資法」とは? 戸塚真由子(とつか・まゆこ)氏の書籍『1年で億り人になる』から、一部抜粋、再構成してお届けします。

大富豪になるための道はいくつもあります。しかし、どの道を選んでも確実に通るべきポイントこそが「法人を持つこと」です。

「億り人」を目指すならば、個人でも全員、法人を持ちましょう。会社員であっても、法人は持つべきです。なぜかと言えば、まず節税効果がものすごい。さらには、マネーリテラシーが身に付く。そして、極めつきは融資が受けられるというメリットが待っているからです。それぞれ簡単にお話しします。

メリット1 マネーリテラシーが身に付く

ある日、税理士さんから送られてきた「わが社の会計」を見たときのこと。

「一体、誰がこんなに無駄遣いをしたのだろう?」

と、ギョッとした経験があります。

資産構築の最大の敵は自分。社長の私一人だけの法人ですので、犯人は私しかいません。

特に無駄遣いした覚えがなくても、会社というのは販管費や光熱費といった維持費だけでも、大きなお金が必要になります。

法人を作ることで、社会ではどのようにお金が回っているのか、感覚が鋭敏になります。現代人として必須の武器でもある「マネーリテラシー」を身に付けていきましょう。

メリット2 節税になる

実家を法人名義にして、相続税を節税することも可能です。親と相続人を役員にしておけば、親が亡くなっても法人の持ち物だから相続人で自由に扱えます。

配当や事業収入の節税の方法も、法人なら色々あります。

メリット3 融資を受けることができる

法人格ができるので、個人と法人の2倍速で融資を受けられます。

お金持ちはだいたい、資産管理法人を持っています。読者の皆さまにおかれましても、これは必須と言っても良いでしょう。

ちなみに資産管理のために持つ法人は、合同会社がおすすめです。相続税対策にもなります。

「資産が無い私には、法人を作る理由がない」

「会社員だから、それは難しい」

そんなふうに諦めてしまう人もいますが、誰でも法人は作れます。上手なやり方を知らないだけです。次から、その方法をお教えしていきます。