「借りてまで振り込めと言われた」と警察に相談…60代女性が1720万円の詐欺被害 約2カ月間にわたり振り込む
AI要約
岐阜市在住の60代女性が未納料金の名目で1720万円を詐取される事件が発生。
詐欺は携帯電話を通じて行われ、女性が13個の口座にお金を振り込んだ。
女性が警察に相談したことで詐欺が発覚し、警察は注意喚起を行っている。
岐阜県岐阜市に住む60代の女性が「有料サイトの未納料金」などの名目でおよそ2カ月間にわたり総額1720万円を騙し取られました。
警察によりますと、2024年6月19日、岐阜市に住む介護士で60代の女性の携帯電話に「有料サイトの未納料金が70万円ある。30万円を支払わなければ法的手段をとる」などと男から電話がありました。
女性が30万円を振り込むと、その後もサイバーセキュリティセンターや警察官を名乗る男から電話があり、女性は8月14日までの間に19回で総額1720万円を指定された13個の口座に振り込んだということです。
9月に入り「お金を振り込んでいたが借りてまで振り込めと言われた」と女性が岐阜中警察署に相談したことで発覚しました。
警察は、身に覚えのない有料サイトの利用料金の支払いなどを請求されたら詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。
