富士山隠す黒幕、茶色に張り替え 「黒はイメージ悪く景観に配慮」

AI要約

山梨県富士河口湖町はコンビニの屋根から富士山を撮影できる写真スポットに黒い幕を設置したが、幕に穴や切れ目がついてしまい、より丈夫な茶色の幕に張り替えた。

富士山観光地の景観に配慮して、茶色の幕に変更した理由について説明している。

コンビニ周辺での観光客のマナー違反が頻発したため、5月に黒い幕を設置した経緯が記されている。

 山梨県富士河口湖町は25日、コンビニの屋根越しに富士山を撮影できる写真スポットに設置した黒い幕について、穴を開けられたり切断されたりしたことを受け、より丈夫な素材で茶色の幕に張り替えた。

 町によると、茶色の幕も同じサイズで高さ約2.5メートル、幅約20メートル。町の担当者は「黒はイメージが悪く、景観に配慮した」としている。

 コンビニ周辺は、訪日観光客らが殺到して道路横断や無断駐車などのマナー違反が頻発したため、5月に町が黒い幕を設置したが、幕の網目を広げられる被害が相次いだ。