山鉾巡行「鷹山」の屋根が落下 2人けが 祇園祭・後祭、電柱に接触

AI要約

京都・祇園祭後祭の山鉾巡行中に、鷹山が電柱に接触して屋根の一部が落下し、20代と30代の男性2人が軽傷を負った。

巡行には11基の山鉾が参加し、鷹山は町内に戻る途中で事故が起きた。

京都市消防局によると、現場は新町通と蛸薬師通の交差点付近で、2人は病院に搬送された。

山鉾巡行「鷹山」の屋根が落下 2人けが 祇園祭・後祭、電柱に接触

 京都・祇園祭の後祭(あとまつり)の山鉾(やまほこ)巡行で、24日午後2時前、山鉾の一つの鷹山(たかやま)が巡行を終えて町内に戻る途中に電柱と接触し、屋根の一部が落下した。綱をひいていた20代と30代の男性2人にあたり、軽傷を負った。

 巡行には山鉾11基が参加。午前9時半に始まり、鷹山は10番目を進んだ。四条烏丸で巡行を終えたあと、町内に戻るため道幅の狭い新町通を進んでいた。

 京都市消防局によると、午後1時55分ごろに119番通報があった。現場は蛸薬師通と新町通の交差点付近。落下した屋根の一部は2メートルほどあり、2人は市内の病院に搬送された。打撲をおったという。(西崎啓太朗)