能登応援の田んぼアート 祭り描き復興祈願

AI要約

埼玉県行田市で、能登半島地震の被災地を応援する田んぼアートが見頃を迎えた。

石川県能登地方の伝統行事「キリコ祭り」を描き、約2・8ヘクタールの大きさ。展望台入場料の一部は、復興支援の寄付に充てる。

6月にボランティアら約800人が4品種を田植えした。緑色の部分は同県が育種した「彩のかがやき」だ。

能登応援の田んぼアート 祭り描き復興祈願

 埼玉県行田市で、能登半島地震の被災地を応援する田んぼアートが見頃を迎えた。

 石川県能登地方の伝統行事「キリコ祭り」を描き、約2・8ヘクタールの大きさ。「復興祈願」などの文字は、石川県立能登高校の書道部に依頼した。隣接する高さ約50メートルの展望台から全体を見ることができる。展望台入場料の一部は、復興支援の寄付に充てる。

 6月にボランティアら約800人が4品種を田植えした。緑色の部分は同県が育種した「彩のかがやき」だ。

 同市やJAほくさいなどで構成する協議会が主催。事務局を務める同市農政課の細村稜幸さん(31)は「多くの方に見に来てほしい」と呼びかける。(鴻田寛之)