被災者した作り手から学ぶ「能登の伝統工芸」金沢でトークショー

AI要約

金沢のギャラリーで開かれたトークショーでは、能登の伝統工芸を支援する取り組みが紹介されました。

被災した高澤ろうそく店の社長が登壇し、地震の被害や復興の取り組みについて話がされました。

今後も輪島塗の職人などを招いたトークショーが開催される予定で、被災を免れた作品も展示されます。

被災者した作り手から学ぶ「能登の伝統工芸」金沢でトークショー

地震で被災した能登の伝統工芸を支援しようと、金沢のギャラリーで21日、作り手を招いたトークショーが開かれました。

能登半島地震で被災した伝統工芸に想いを寄せてもらおうと企画されたこのトークショーには、県内各地からおよそ20人が参加しました。

高澤ろうそく店・高澤久社長

「元通りの店に再建をして、能登半島地震の復興の象徴にしようと思った」

21日は、明治時代に創業した七尾市の高澤ろうそく店が招かれ、元日の地震では店舗や工房が被災したものの、現在は仮店舗で販売を再開したことなどを説明しました。

参加した人は…

「メディアを通してではなく、直に話を聞いてみたいという思いで来た。本店での店の再開を楽しみにしている」

主催する金沢市の箔一では今後、輪島塗の職人などを招いたトークショーを来月までに3回予定していて、参加は事前予約制となります。また期間中は、会場に地震の被害を免れた作品なども並べられます。