太鼓で被災者勇気づけ 和倉でフェスタ 氷見有磯太鼓が演奏

AI要約

能登半島地震の被災者を勇気づけるために、能登の団体が「元気フェスタ」を開催。輪島と七尾の合同チームや氷見市の団体が参加し、復興を願った。

20団体が出演し、氷見有磯太鼓がメンバーの気持ちのこもった演技を披露。

元気フェスタは能登ふるさと博の一環であり、能登各地の名所を紹介するブースも設けられた。

太鼓で被災者勇気づけ 和倉でフェスタ 氷見有磯太鼓が演奏

 太鼓の音色で能登半島地震の被災者を勇気づけようと、能登の団体が21日、七尾市和倉温泉お祭り会館で「元気フェスタ」(北國新聞社後援)と銘打ったイベントを開催した。地震で活動の場を失った輪島と七尾の合同チームや液状化被害が出た氷見市の団体が勇壮な演技で一日も早い復旧復興を願った。

 ステージが設けられ、計20団体が出演した。氷見市からは氷見有磯太鼓が参加した。5月にひみ番屋街で開かれた復興イベントに能登の太鼓団体を招いた縁で招待され、メンバーが気持ちのこもったばちさばきを披露した。

 保存会の西川雅清会長(50)は「能登の人も氷見の人もみんなが普通の暮らしに戻れることを祈って演奏した」と話した。

 元気フェスタは能登ふるさと博の一環として開かれ、会場には能登各地の名所を紹介するブースが設けられた。