勝沼(山梨)39.6℃ 35℃以上の猛暑日地点は今年最多 23日(火)も危険な暑さ続く

AI要約

きょう(月)は全国で猛烈な暑さが続き、35℃以上の猛暑日が287地点で観測された。

きょう(月)の夜遅くにかけては局地的に激しい雷雨が予想され、注意が必要。

あす23日(火)も東日本や近畿地方などで38℃前後、危険な暑さが続く見込み。

勝沼(山梨)39.6℃ 35℃以上の猛暑日地点は今年最多 23日(火)も危険な暑さ続く

 きょう(月)は北日本の太平洋側から西日本にかけて猛烈な暑さとなり、35℃以上の猛暑日は全国287地点と今年最多となった。あす23日(火)も東日本の太平洋側や近畿の内陸を中心に、危険なほどの暑さが続きそうだ。

 関東から西の地域はきょう(月)も朝から気温が高く、昼前の段階で35℃を超えた所が多数あった。最高気温は、勝沼(山梨)39.6℃、甲府39.4℃、佐野(栃木)39.1℃、伊勢崎(群馬)38.9℃、天竜(静岡)と牛久(千葉)で38.8℃など(午後3時半まで)。東京都心でも午後0時半ごろに36.6℃まで上がり、今シーズン一番の暑さを観測している。

 気温の上昇や湿った空気の影響で、東・西日本はきょう(月)夜遅くにかけて局地的に激しい雷雨となる見込み。急に雷雲が発達する気象条件のため、この時間に平穏な所でも決して油断できない。天気の急変や落雷、竜巻などの激しい突風、道路の冠水、河川の急な増水、交通機関への影響などに注意が必要だ。雷鳴が聞こえる、あるいは音が大きくなる、電光と雷鳴の間隔が短くなった場合は即刻、安全な建物内に避難して欲しい。

 あす23日(火)も東北南部や東・西日本で35℃を超える所が多い見込み。とくに、東日本の太平洋側や近畿の内陸で38℃前後、場所によってはそれ以上の高温が予想されるなど、引き続き危険な暑さに見舞われそうだ。東京都心は36℃まで上がり、湿気も多く、我慢の限界を感じるほどの暑さが続く見通し。なお、東京湾周辺、大阪湾周辺、九州北部の海沿いといった地域は、朝晩も気温が下がりにくい状態が続く見込み。夜間も部屋の温度管理や水分補給、服装、寝具に気を配るなど熱中症予防を心がけたい。

<23日(火)の予想最高気温>

 38℃ 熊谷(埼玉)、甲府

 37℃ 前橋、さいたま、名古屋、富山、京都、奈良、岡山など

 36℃ 東京、宇都宮、福井、大阪、豊岡(兵庫)、熊本など

 35℃ 福島、水戸、横浜、静岡、金沢、松江、高松、福岡など

<23日(火)の予想最低気温>

 29℃ 福岡、那覇、石垣島など

 28℃ 千葉、大阪、神戸、長崎など

 27℃ 東京、横浜、名古屋、広島、鹿児島など

 26℃ さいたま、静岡、福井、松江、高知など

(気象予報士・高橋和也)