暑すぎる日はつい「ガブ飲み」してしまう…無糖なのに、じつは飲みすぎると怖い「冷たい飲み物」の名前

AI要約

全国的に猛暑の日々が続いており、気象庁の3カ月予報によると、ますます暑くなる見込み。

熱中症や夏バテ対策だけでなく、日々の健康管理が重要。

特に夏に摂り過ぎないように気をつけたい食材について考えていく必要がある。

暑すぎる日はつい「ガブ飲み」してしまう…無糖なのに、じつは飲みすぎると怖い「冷たい飲み物」の名前

全国的に猛暑の日々が続いています。6月25日に気象庁が発表した7~9月の3カ月予報によると、地球温暖化やラニーニャ現象などの影響により、7、8月は全国的に気温が平年より高くなり、9月も東日本や西日本、沖縄・奄美などを中心に高くなるとのこと。つまりますます暑くなるということ。この状況をふまえると、熱中症や夏バテ対策はもちろんのこと、日々の健康管理をこれまで以上に丁寧に考えていく必要があります。

私は食文化研究家として世界のリアルな食トレンドや健康食などを研究していますが、急激なブームや注目トピックスには冷静かつ慎重になる必要があることを実感しています。その理由は、流行の勢いをわかりやすく伝えるメディアを通した時に、食材や食習慣の表層部分だけが強調して伝わりやすいから。良いと言われているテーマほど、バランス調整が重要になります。

そこで今回は、実はあまり光を浴びていない話をお届けすべく、夏に摂り過ぎないよう気をつけたい食材についてご紹介していきたいと思います。

記事前編は「『最強の猛暑』が日本を襲う…じつは暑い日に『食べすぎてはいけない』意外な食べ物と、その納得の理由」から。

エコや節約の観点で多くの人々の日常に定着しつつあるのが、「マイボトル生活」。水筒など繰り返し使える容器に飲料を入れて持ち歩くことを意味しますが、夏は水分摂取量も多くなるものです。甘い炭酸飲料やジュースを多飲することのリスク(糖質の大量摂取)はイメージできますが、無糖ゆえに安心しがちなのが、「無糖タイプのアイスコーヒー」です。

実はコーヒーをアイスドリンクとして飲む習慣は欧米など海外ではなかった食習慣。近年、スターバックスの世界進出により冷たいコーヒードリンクが世界的に広まりつつありますが、まだまだ日本ほどはポピュラーな存在ではありません。逆に日本においては大容量の水筒にアイスコーヒーを入れて持ち歩くビジネスマンは少なくないでしょう。この習慣は、ホットコーヒーよりもガブ飲みしやすく、カロリーではなくカフェインの大量摂取の引き金になることが問題と言えます。