全国の新型コロナ患者報告数「11.18人」 10週連続で増加、前週比1.39倍に

AI要約

全国の新型コロナ患者報告数が10週連続で増加し、厚労省が感染対策を呼び掛けている。

1週間に報告された患者数は前週比で1.39倍増の「11.18人」で、鹿児島県や佐賀県で患者報告数が高い。

新たに入院した患者数も増加し、夏休みシーズンに感染が拡大する恐れがあるため、基本的な感染対策を呼び掛けている。

全国の新型コロナ患者報告数「11.18人」 10週連続で増加、前週比1.39倍に

 新型コロナの全国の患者報告数は「11.18人」で、10週連続で増加しています。前の週に比べて1.39倍で、厚労省は夏休みシーズンを迎え、改めて感染対策を呼び掛けています。

 厚生労働省によりますと、1~7日までの1週間に報告された新型コロナの1定点医療機関あたりの患者報告数は、全国で「11.18人」でした。前の週の「8.07人」から約1.39倍に増え、10週連続の増加です。

 都道府県別では、患者報告数が最も多かったのは鹿児島県の「31.75人」で、次いで佐賀県が「29.46人」でした。

 報告患者の総数は5万5072人です。1週間に新たに入院した患者数は3081人で、先週の2357人から比べ約1.3倍に増えています。

 厚労省は夏休みのシーズンを迎え、感染が拡大することを懸念し、手洗いやマスクの着用、定期的な換気など基本的な感染対策を呼び掛けています。(ANNニュース)