「手足口病」都内の患者報告数16.39人 流行の警報レベル大きく上回る

AI要約

東京都内で手足口病が流行し、患者報告数が急増していることが報告されています。

警報レベルを大きく超える報告数が5週連続で続いており、注意が呼びかけられています。

手足口病は子どもの間で主に広まる病気であり、重篤な合併症も報告されていることから注意が必要です。

 主に子どもの間で流行する手足口病の東京都内での患者報告数が、7月8日からの1週間で1定点医療機関あたり「16.39人」と、流行の警報レベルを大きく超えています。

 「東京都感染症情報センター」によりますと、7月8日からの1週間で、手足口病の患者報告数は1医療機関あたり「16.39人」で、前の週の「13.97人」から約17%増加しました。

 流行の警報レベルは1医療機関あたり「5.0人」などの基準がありますが、警報レベルの基準を超えるのは5週連続です。

 手足口病は主に子どもの間で流行し、症状として口の中や手の平、足の裏に発しんや水ほうが現れるほか、まれに急性脳炎や心筋炎の合併症も報告されています。(ANNニュース)