田崎史郎氏「答えられた人、答えられない人…」小泉進次郎氏はどっち？ 自民総裁選の公開討論会
AI要約
政治ジャーナリストの田崎史郎氏が、自民党総裁選の公開討論会について解説しました。候補者たちが質問をする際の戦略や石破茂氏の評価に触れました。
討論会では石破茂元幹事長と小泉進次郎元環境相に対する質問が行われ、候補者の対応が注目されました。
特に、小泉氏がカナダの首相と同じ年齢であることを強調する回答について、田崎氏は疑問の声を上げました。
政治ジャーナリストの田崎史郎氏が16日、TBS系「ひるおび」（月～金曜午前10時25分）に出演。14日に都内で行われた自民党総裁選（12日告示、27日投開票）の公開討論会で各候補が、自分を除く1人に質問したことに、「ターゲットを絞って弱点を突いて、誰を蹴落とそうとしているのかが分かる。うまく答えられた人と答えられない人がいる」と解説した。
討論会では石破茂元幹事長に対して、茂木敏充幹事長と林芳正官房長官、小林鷹之前経済安保相が質問した。「ちゃんと答えていた」と石破氏を評価した。
小泉進次郎元環境相には高市早苗経済安保相、加藤勝信元官房長官、上川陽子外相が質問した。上川外相の来年カナダで開催される首脳会議（G7）での発信について、小泉氏は「（カナダの）トルドー首相は就任した年は43歳です。私は今43歳です。この43歳、総理就任というトップ同士が胸襟を開き、新たな未来志向の外交を切り開いていく」と答えた。
これを見ていた田崎氏は、「カナダの総理と同じ年だからというのはちょっとね。もう少し答えようがあったんじゃないかと思いましたよ。どういうことを話し合いたいとかではなく、年が同じだからと言われても何かねぇ」と、不可解な回答に首をかしげていた。
