もも肉→むね肉 給食材料“コツコツ節約”で横領798万円 小学校職員の仰天手口

AI要約

福島県の小学校で学校給食の会計から798万円を横領した栄養職員が解雇された事件が発覚

横領の手口は、食材を安く変えて1食あたりの予算を抑えていたことが明らかに

横領した金は旅行代や美容代に使用され、全額を返金したが解雇処分を受けた

もも肉→むね肉 給食材料“コツコツ節約”で横領798万円 小学校職員の仰天手口

モモ肉をむね肉にするなど、節約する手口で798万円を横領していました。

福島県教育庁の会見

「学校給食会計の口座から総額798万7262円の現金を引き出し、横領しました」

福島県郡山市の小学校に勤務していた女性学校栄養職員。

給食の献立作りから調理、会計事務まで任されていた42歳の学校栄養職員、横領の手口は…?

福島県教育庁の会見

「安価な食材を使用して、1食あたりの単価を安くした」

例えば、もも肉を使うところを より安いむね肉を使う、などといった「節約術」を駆使していました。

これにより、1年目はあらかじめ決められた1食あたりの予算310円を296円と抑え、14円浮かすことに成功。

2年目はさらに、330円とすべきところを280円に抑え、1食あたり50円を浮かせていました。

福島県教育庁の会見

「保護者から問い合わせとか、メニューに対するクレームは なかったと聞いている」

横領した金は、旅行代や美容代、犬の飼育費用などに使ったといいます。

福島県教育庁の会見

「買い物の支払いがかさんで、このままだとクレジットカードの返済ができなくなるんではないかと」

福島県は、この学校栄養職員を解雇する分限免職としました。

学校栄養職員は横領を認めていて、全額を返金したということです。