「自慢の一品ができた」殺傷能力ある改造エアガン製造 容疑で岩手県の56歳男を書類送検

AI要約

警視庁が岩手県の男性を銃刀法違反と武器等製造法違反の疑いで書類送検。男性は殺傷能力がある改造エアガンを製造し、販売していた。

男性は改造したエアガンの威力が元の16倍で、危険性を認識しながらも満足感を覚えていた。購入者も銃刀法違反容疑で書類送検された。

男性は違法なエアガンをネットオークションで販売し、約330万円を売り上げていた。警視庁は関連する男性8人も容疑者として書類送検。

「自慢の一品ができた」殺傷能力ある改造エアガン製造 容疑で岩手県の56歳男を書類送検

殺傷能力がある改造エアガンを製造したなどとして、警視庁生活環境課は18日、銃刀法違反と武器等製造法違反の疑いで、岩手県奥州市の会社員の男(56)を書類送検した。容疑を認めている。

同課によると、男が改造したエアガンは元の約16倍の威力があった。「缶を袋にまとめて入れて撃つと1つ目の缶を貫通して他の缶にめり込み、弾が人に当たれば死んでしまうと思ったが、同時に非常に良い性能で自慢の一品ができたとうれしくなった」などと話しているという。

男は何らかの方法で入手した準空気銃などの違法エアガンをネットオークションで販売。約5年間で96丁を販売して約330万円を売り上げており、同課は購入者の20~50代の男8人も銃刀法違反容疑で書類送検した。

岩手県の男の書類送検容疑は、許可を得ずに令和2~3年、自宅で金属性弾丸を発射する改造空気銃1丁を製造したほか、5年12月、自宅で空気銃4丁と準空気銃23丁を所持したとしている。