違法エアガン所持容疑で9人書類送検 自宅から計53丁押収 警視庁

AI要約

警視庁生活環境課が違法エアガン所持容疑で男9人を書類送検した。

会社員は自宅で53丁の違法エアガンを保有し、販売を行っていた。

会社員は準空気銃を改造して威力を上げ、改造空気銃を製造していた。

違法エアガン所持容疑で9人書類送検 自宅から計53丁押収 警視庁

 空気銃や模造拳銃などの違法エアガンを所持したとして、警視庁生活環境課は18日、銃刀法違反容疑などで、岩手県奥州市の会社員(56)ら男9人を書類送検した。

 いずれも容疑を認めている。

 同課は9人の自宅から違法エアガン計53丁を押収した。会社員はインターネットオークションで他の8人に違法エアガンを販売。2018~23年の約5年間で約330万円を売り上げたという。

 会社員の送検容疑は昨年12月、自宅で空気銃などの違法エアガン27丁を所持したほか、準空気銃を改造して空気銃を製造した疑い。

 同課によると、改造空気銃は準空気銃の約16倍の威力があり、空き缶を簡単に貫通する能力があった。会社員は「自分の手で改造し、威力を上げるのが楽しかった」と供述している。