東大生厳選「夏休みこそ読みたい」勉強捗る9冊 ステップに沿って、それぞれオススメの本を紹介

AI要約

夏休みを活用して効率的に勉強するためには、まずは「やってはいけない勉強法」を理解することが重要です。

「やった気になるだけの勉強」など効果が薄い勉強法を避けるために、指導本を活用することがおすすめです。

具体的には本『新図解 やってはいけない勉強法』や『あなたの人生をダメにする勉強法』が参考になる。

東大生厳選「夏休みこそ読みたい」勉強捗る9冊 ステップに沿って、それぞれオススメの本を紹介

 もうすぐ各学校では、夏休みが始まります。夏はまさに「勉強の季節」です。受験生は夏休みを活用して大きく成績を飛躍させます。受験生でなくても、まとまった休みを活用し、独学で自分のスキルを向上させる人も多いでしょう。

 しかし、勉強する前に「効率がいい勉強のやり方」がわかっていなければ意味がありません。勉強のコツをつかまないと、間違ったやり方で勉強し続けてしまうことになります。

 今回は東大生たちから聞いた「勉強のやり方がわかる本」を、3つのステップにわけてお伝えしたいと思います。

■Step1 やってはいけない勉強法を理解する

 まずみなさんにおすすめしたいのは、「やってはいけない勉強法」を理解することです。「どんな勉強法だと効果が出るのか」ということに関しては、人によって意見が異なります。見て覚えるのが得意な人もいれば、書いて覚えるのが得意な人もいるでしょう。そのため、この答えは人それぞれです。

 でも、「こんなやり方はやってはいけない」ということは、万人に共通するはっきりとした答えがあります。

 例えばどんな人でも、「やった気になっただけの勉強」はしてはいけませんよね。インプットばかりに時間が取られて、問題を解く時間を確保できていなければ、時間の無駄になってしまいます。勉強を始める前に、しっかりと「どんな勉強法は効果が出ないのか」について理解しておくとよいでしょう。

 僕や東大生たちのおすすめは、次の3冊です。

 1『新図解 やってはいけない勉強法』(難易度:簡単)

 名門校である海城高校を卒業し、代ゼミで1位、Z会慶応模試でも全国1位を獲得したことがある筆者の石井貴士さんが、どんな勉強法だと「効果が出ないのか」について、オーソドックスに教えてくれている1冊です。図解になっているため、なにがダメなのかが頭にすっと入ってきます。

 2 『あなたの人生をダメにする勉強法 「ドラゴン桜」式最強タイパ勉強法で結果が変わる』(難易度:普通)

 30代で東大受験を決意し、見事合格した筆者の青戸一之さんが、勉強に関する5つの勘違いを紹介します。「過去問は最後の力試しにやる」「要点がまとまった本は頭に残りやすい」など、当たり前に実践していることが、実は間違っているかもしれない……という気づきを与えてくれる1冊で、勉強に対するイメージがガラリと変わります。