マーシャル諸島に漁業調査船供与

AI要約

柘植芳文外務副大臣とマーシャル諸島外相が水産資源に関する協力文書に署名。

漁業調査船の供与を通じて水産業の振興支援を行い、福島第1原発処理水海洋放出への不安払拭に繋げることを目指す。

 柘植芳文外務副大臣は16日、マーシャル諸島のカネコ外相と東京都内で会談し、水産資源の増減や分布の確認に用いる漁業調査船1隻を供与する無償資金協力の交換文書に署名した。

 同国の主要産業である水産業の振興を支援するのが狙い。東京電力福島第1原発の処理水海洋放出による不安の払拭につなげたい考えだ。