パワハラ疑惑の斎藤元彦兵庫県知事がSNSの返信欄を閉じる 5月25日以来の投稿で台風への警戒呼びかけも…厳しい声

AI要約

斎藤元彦兵庫県知事がXを1カ月半ぶりに更新し、台風10号への警戒を呼びかける。

斎藤知事のXは批判に晒され、返信欄が閉じられる。

過去の事例と比較しながら、同様の状況に直面した斎藤知事と馳浩石川県知事の対応を検証。

パワハラ疑惑の斎藤元彦兵庫県知事がSNSの返信欄を閉じる 5月25日以来の投稿で台風への警戒呼びかけも…厳しい声

 パワハラ疑惑などで渦中の斎藤元彦兵庫県知事が25日、自身のX(旧ツイッター)を約1カ月半ぶりに更新し、台風10号への警戒を呼びかけた。自身への批判殺到との因果関係は不明だが、返信欄が閉じられた。

 斎藤知事のXは、7月6日に兵庫県広報広聴課の公式アカウントが投稿した観光情報をリポストしたのを最後に、更新が止まっていた。リポストではない直接の投稿は5月25日以来で、この投稿には返信ができる状態だった。これまでの間、県の内部告発文書問題に絡んで2人の県職員が死亡していたことが7月に判明し、斎藤知事への批判が高まっていた。

 斎藤知事の台風10号への警戒を呼びかけた投稿には応援の声もある一方で「久しぶりのポストだが、コメント欄を閉じてますね。どんな反応がくるか少しは理解しているのかな」「自分の心配しなさい」など、厳しい引用コメントも見られる。

 同様の事例では昨年11月、馳浩石川県知事が東京五輪の招致でIOC委員に「政府の機密費を使って贈答品を渡した」と発言し、非難が殺到。しばらくXの更新が止まっていたが、元日の能登半島地震の発生によって投稿を再開した。なお、馳知事は返信欄を閉じていない。