千葉・印西市長選告示 過去最多の現新6人が第一声 市議補選も6人立候補の乱戦に

AI要約

印西市長選6人が立候補し、地域活性化や子育て政策が争点。

過去最多の候補者数で激しい選挙戦が予想されている。

現職や新人候補者の主張や政策が各々示されている。

千葉・印西市長選告示 過去最多の現新6人が第一声 市議補選も6人立候補の乱戦に

任期満了に伴う印西市長選が14日、告示され、現職と新人合わせて無所属の計6人が立候補し、選挙戦に突入した。地域活性化や子育て政策などが争点になる。市議補欠選挙(欠員3)も同日、告示され、6人が出馬した。投開票日は市長選、市議補選ともに21日。

市長選には、届け出順に4選を目指す現職の板倉正直氏(77)、いずれも新人で元県議の大崎雄介氏(43)、元市議の中沢俊介氏(57)、元市議の松本有利子氏(39)、元市議の野崎崇正氏(29)、会社代表の藤代健吾氏(39)が臨む。

平成22年の印旛村、本埜村との合併で誕生した印西市の新市制施行以来、過去最多の候補者数となり、激しい集票合戦が展開されそうだ。

6人の第一声は以下の通り。

■板倉正直氏

「私のモットーは市民目線だ。市民は何を望んでいるか、いま何をなすべきか。これを常に捉えながら勇気を持って実行していく。小中学校の給食費無償化を9月から実現する。来年度は保育園や幼稚園も無償化に向かってやっていくつもりだ。(市役所の移転に関し)本丸(本庁舎)をどこに立地するか。頭の中に構想は描かれている。用地交渉の段階に入っている。学校の新設や図書館も造らなければならない。こうした構想を実現するには、勝利する以外にない。次の4年を託してもらえれば、気合を入れて頑張る」

■大崎雄介氏

「ニュータウンに住む当事者が市長となり、町の未来を変えていく、という選挙戦が始まった。「子供、暮らし、ニュータウン」の3つの重点政策を掲げている。どれもこの街に暮らす皆さんの課題や未来に寄り添った政策だ。いま選択と集中をすべきは、ニュータウン地域に投資していくことだ。ニュータウンの成長こそが印西市の発展につながるという強い信念を持っている。政治経験と民間での経験もある。ニュータウン地域の代表として、この地域から市長に押し上げてほしい」

■中沢俊介氏

「印西の未来を変える大事な選挙だ。「住めば都」という言葉もあるが、課題が山積している。税収が増えているが、恩恵が市民に届いていない。まず、物価高騰対策に着手しなければいけない。「給付と減税」だ。給付は子供たちや未来への投資。所得制限なしで1人当たり10万円の現金給付を恒久的に行いたい。2つ目は、県内で最も高いといわれる市税の減税にかじを切る。高齢者には運転免許返納後の「足」となるよう、新たなシルバーパスを創設し、安心して暮らせるようにしたい。必ず実現する」